筑紫野市でのシロアリ駆除
1月15日号の「広報ちくしの」に掲載した広告を見てお問合せ頂きました。
相談内容:シロアリ予防工事を検討している
お問合せを頂きましたお客様は、毎年梅雨時期に茶色い羽アリが近所で沢山発生していてシロアリが気になっていたけども、どこの業者に任せてよいのかわからなかったとのことです。
そんなとき広報ちくしのに掲載した広告をご覧になられ、思い切って電話をしてみたとのことでした。
お客様は以前は5年ごとにシロアリ予防工事はされていたのですが、以前に依頼した業者が点検に来るたびに床下換気扇などを勧めてきて、断ってもなかなか帰らないようなこともあったので、シロアリ予防工事をやらなくなったそうです。
私のこれまでの現場の中でもこのような非常にお客様は多くいらっしゃいます。
施工店による施工店本位での営業スタンスによって双方の信頼関係が崩れてしまい、それだけでなく、お客様が業界への不信感を抱く原因となってしまうのです。
しかし、シロアリの薬剤の効力は永久ではなく、現在は概ね5年程と言われています。
5年を過ぎ薬剤の効力が薄れても、業者への不信により再施工を行わず、そのままの状態にされていたためにシロアリが侵入してしまった被害現場は多くあります。
シロアリ調査の実施
工事中にシロアリの発生を発見して金額が変動するようなことがないように、事前調査を実施します。
シロアリは、地中から建物に侵入してきます。その際に蟻道(ギドウ)と呼ばれる通り道を作るので、このような侵入経路や被害痕跡がないかを確認するために、シロアリ調査では床下に入る必要があります。
こちら様宅では、台所の床下収納庫から床下に進入しました。
幸い、こちらのお客様宅は、シロアリの侵入はみられませんでした。
以前の業者が床下換気扇を設置を行っていて、
お客様は白蟻と別に床下のカビの状況も気になっていたようです。
床下の状況をデジカメで説明はしましたが、書面をご希望されたので写真のようにお作りしました。(※診断書の作成をご希望の場合は有料です。)
カビの胞子は湿度がある程度ある場所で他の条件を満たすと発芽して成長しますが、こちらのお客様宅は床下の通気口を一部塞いでいることもあって一部でカビの生息がみられます。
但し、ほとんどが木材の強度に影響しない表面汚染菌によるものであるため、神経質になる必要はないかと思います。
ただし、シロアリ予防施工を行う際には、木材の腐朽やカビにも気をつけて施工を行わなければいけません。
シロアリについてよくある質問
シロアリってどんな虫??
シロアリは枯れ木や倒木などを餌にして生きていて、森などでの自然界では物資循環に貢献しています。しかし、人の棲み処に一度侵入してしまうと、柱や土台などを著しく食べつくしてしまうことがあるため、注意が必要な昆虫です。
シロアリ被害について
シロアリ被害を長い間放置しておくと、上の写真のように、木材の内部が空洞化して強度がなくなってしまいます。
家を建てたら5年ごとのシロアリ対策が必要です。
ほとんどの場合に新築時には、シロアリが建物に侵入しないために基礎や土台・柱などにシロアリ防除薬剤を散布・吹付する処理を行いますが、現在使用できるシロアリの防除薬剤の効力が5年を目途とされています。そのため、家を建ててから5年が過ぎると薬剤の効力低下によりシロアリが侵入するリスクが高くなります。シロアリは被害が進行してからでないと気付くことが難しため、シロアリ被害を防ぐためにも5年ごとのシロアリ対策を行うことが必要です。
筑紫野市でシロアリ対策をお悩みの方はしろありの窓口にお気軽にご相談ください。